対戦リーガー
ゲームスコア
現在15ptの寺下はSC決定戦出場に向け「必ず突破します。頑張る!」とこの一戦に集中する。「ボールを体の中心に持って来て、少し抱え込んでで持つように変えました。」という小林はニュースタイルで新境地を開く。 シリーズ制移行後10大会出場のうち5大会で前半にターキー以上がある渡辺は「序盤からプレッシャーをかける展開に持ち込みたい。」とスタートダッシュに期待。
寺下と小林はストライクスタート。第1フレームでピンを割り、オープンとした渡辺も第2フレームで初ストライクをマーク。
その後、小林はフィフスと完璧なボウリングで単独トップに立ち、その後ろをマークを繋げる寺下と偶数フレームでストライクを出す渡辺が追う展開で前半を終える。
第7フレーム、奇数フレームで初めてストライクを持ってきた渡辺。後半に入っても快進撃は続く小林は、ストライクを7連続まで繋げたが、第8フレームで一旦ストップ。同フレームでターキーに成功した渡辺が差を縮めていく。そしてフィフスでスコアを伸ばした渡辺は226フィニッシュ。 しかし9個のストライクで267の高スコアを出した小林あゆみが2大会連続で準決勝進出となった。
大勝利の小林は「前よりコントロールしやすくなって安定感が出始めている。」とフォーム改善に手応えがあった様子。 WC候補の渡辺は「WC狙いに切り替えて、ストライクを続けることが出来たので良かった!」と、そして敗退の寺下は「レーンは掴めていてポケットにいってたけど、ピンを飛ばせなかった…。(SC決定戦)行きたかった~。」と悔しさを見せた。