第16シーズンの最終戦。1回戦Aグループはポイントなしの若手実力派の対戦。皆が苦戦する川﨑のレーンに、今回「1番3番ピンに真っ直ぐめに投げる」策で挑むという霜出。 前大会を振り返って「アカン過ぎたんで、逆に切り替えられます。」という山田は、ポジティブ思考で初戦突破なるか？ 「本当に優勝する気持ちじゃないとSC決定戦には出られない。」と、鶴井はまず頂点を目指す。

前大会ではトンネルを抜け出した酒井。「負け癖がつかないように頑張りたい。」と今回も1回戦突破を狙う。 川﨑は今回、P★リーグ初優勝時に付けていたというラッキーアイテムのおにぎりワッペンを背に、再び上を目指す。 自身の強さの秘密は「ひらめきと素早さ」だと語った松永は、「冴えていたら降りてくるので、それがあれば。」と今回も判断の早さが見られるか。

前回は勝負どころでの失投がたたった名和。「1回戦突破を目指して頑張りますので、応援よろしくお願いします。」とコメント。前回決勝ではプレーオフで優勝を逃した寺下は、「優勝したい欲が出て、力んじゃいました。」と反省。今回は欲を出さずにリベンジを狙う。前回女王の小林は、同じ9ptで並ぶ寺下との対戦に、「勝ち上がってポイントを稼ぎたいです。」と首位奪取をもくろむ。

前回の準決勝ではまさかのミスで決勝を逃した久保田。今回は「メラメラって（CGを）付けて欲しいくらい燃えてます！」とリベンジを誓う。昨年末公式戦優勝と好調の小林は、「イメージすると現実になるって聞いたので。」と自身の優勝インタビューを思い描きながら頂点を狙う。前大会3位の大仲は、「（姫路松永戦の経験を）ムダにせず、自分の中で生かせたのかな。」と成長を見せつける。

ウェアでも魅せる3人が対決のEグループ。 現在ポイント6位の岩見は、「ポイントをとって100万円に近づきたい。」と目指すはシーズン女王。尾上は、「ボールや立ち位置の変更を怖がっていたら間に合わなかった。」という前回の反省を生かし、思い切ったアジャストで攻める。ウェアでも魅せる2人との対戦を喜ぶ森は、「パフォーマンスでも頑張りたい。」と先輩の意地を見せられるか。

アマチュア時代の初優勝以来、優勝なしの浅田。「攻めの気持ちも大事だが、1回落ち着いてから臨む。」と心を整え初戦突破を狙う。「調子がいいからダメなんですね。」と驚きの発言をした姫路は、調子が良い時はボールにスピードが乗りがちという分析のもとに初戦に臨む。前回はP★リーグ自己最低スコアを更新し、反省の小泉は「今回は格好いいところを見せたい。」と再起にかける。

P★リーグ自己最高スコアで初戦突破の川﨑は、1回戦同様に「（準決勝）スピードを生かせるライン取りを探る。」と宣言。 「勝負どころで冷静に対応していければと。」と話す鶴井は、平常心で約2年ぶりの決勝進出を目指す。 すでに3連続SC決定戦出場が確定した小林だが、本人は「もっといいボウリングがしたかった。」と1回戦を反省。修正を経て今大会の頂点を目指す。

P★リーグ参戦2回目で決勝進出の過去を持つ尾上。「あれはたまたまって言われないように、（再び決勝へ）上がりたい。」と奮起する。 初のSC決定戦に王手の大仲は、あと1pt獲得で出場が決まる。「自分に集中して頑張ります。」とポイント獲得を狙う。 約1年ぶりの初戦突破に喜びの浅田、「考えるべきところは冷静になって。でも気持ちはしっかり熱く攻めていく。」作戦で決勝を目指す。

89代目の女王を決めるこの一戦。「意気込みは気合いですよ。」とゲーム序盤からリードを守る気合の投球を見せてきた浅田。「チャンスだと思っています。」とやる気を見せるのは、1回戦、準決勝とビッグゲームで勝ち上がってきた川﨑。 「チャンスを生かせればいいな。」という鶴井は、この大会で勝負どころを押さえ、ワイルドカードを獲得した。 果たして89代女王の栄冠をつかむのは？

12pt獲得で3シーズン連続SC決定戦出場、さらに前シーズン女王の小林は、「納得して終わることを目指して頑張りたい。」と連覇を狙う。第89戦の女王で同ポイントに上がってきた川﨑は、「レベルアップした私をお見せ出来るようにチャンピオンを取りたい。」とシーズン女王を目指す。 11ptで初のSC決定戦初出場の大仲は、「ぶつかっていきます、それしかないんで。」と意欲を見せる。