対戦リーガー
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ゲームスコア

今シリーズ第2戦終了時点でアベレージ、マーク率、平均ストライク数すべてで首位の石田は「冷静に投げたい。」と3度目の決勝進出を狙う。大会当日が誕生日の小泉は約3年ぶりの準決勝で、5年半ぶりの決勝進出と4度目の優勝を誕生日プレゼントにしたい構え。名和は前回大会2位で現在ポイント4位。「上位との差を詰めるためにも、しっかり勝ち上がりたい。」と意気込む。
名和が唯一のストライクスタートで序盤から快走。第5フレーム終了時点でフィフス達成と、パーフェクトゲームの期待が高まる。2番手の石田は第3フレームで薄めからのストライクを決め、そこからターキーで追走。両者とも曲がりにくいボールで安定した攻めを展開。小泉は前半で2つのストライクを記録し、反撃の兆し。
第5フレームからボールを1つに絞った石田と小泉もここから覚醒し、第7フレームまで全員がストライクを決める白熱展開となった。名和の8連続ストライクで会場はパーフェクトへの期待が最高潮に達したが、第9フレームで途切れ、さらにスペアミスで隙を見せてしまう。石田にとってはチャンスとなるも、最終フレームで決めきれず。準決勝第3試合は名和が制した。
名和は「今までで一番手応えがあった。石田プロの猛追に引っ張られたが、10ピン残りが悔しい。」と唇を噛む。石田は「自分なりにアジャストできて内容も悪くなかったが、名和さんが強かった。」と振り返る。小泉は「お二人がすごくて、ついていきたかったがレーンの変化に対応できなかった。名和さんは本当にすごかった。」と称賛を送った。




